野狐囲碁の昇級の仕組みは？

たくさんある対人囲碁サイトの中で、何故野狐囲碁がオススメなのか？
その１つに、昇級のしやすさがあります。

 

 

１．初期登録の棋力について
２．基本対局数と星取表の見方について
３．野狐囲碁のレーティングルールについて

 

初期登録の棋力について

 

最初に自分の棋力を１８級～３段から選ぶことができます。

他の囲碁サイトで打っている棋力が分かれば、それで構いません。

もちろん、自分が何級なのか分からなくても大丈夫です。

野狐囲碁では、最初のレーティング対局の後、
１度だけ級を変更できます。

（一度しかチャンスがないので注意しましょう）

 

初期登録ではとりあえず好きな級を入力し、
１局打った手ごたえで変えても構いません。

 

 

 

 

大体の目安は以下の通りです。

ルールを覚えたばかりであれば、１８級で良いでしょう。

 

１８級から１５級くらいは、９路、１３路で

レーティング戦を打つことも多いようです。

囲碁の基本的なテクニックである

シチョウやゲタ、２眼、欠け目、三目中手などが一通り

対局中に打てるのであれば、１０級からで十分です。

 

 

 

それなりに自信はあるけど初段はちょっと・・・と思えば、

とりあえず５級で登録しましょう。

 

このサイトでは級位者を中心に情報提供していますが、

初段や３段で登録して腕試しをするのも悪くありません。

 

ちなみに高段者の実力があっても、最初は３段からになります。

どの級で初めても、たくさん打っていれば勝ったり負けたりして、

自然に適正級へと落ち着きます。

 

 

過小申告者（過小）について

どの対局サイトにもいますが、
野狐囲碁でも本当は強いのにわざと低い級で打つ人が存在します。

 

 

 

 

 

 

 

基本対局数と星取表の見方について

 

 

 

 

Ａさんは現在８局打って６勝２敗です。

基本対局数は１４局なので、残り６局のうちに２勝できれば昇級します。
さらに、６連勝ならば１２勝２敗となり、９級になることもできます。
星取表は、新しい勝敗が右側についていくようになっています。
では、もしも１４局打ったのに８勝できなかったらどうなるのでしょうか。
基本対局数とは、最新の対局から数えて過去１４局までの勝敗の事を指します。
つまり、もしＡさんがこのあと６連敗すると、次から星取表の一番左側の○が順番に消えていくことになります。その場合、昇級はかなり難しくなってしまいます。

 

 

Ｂさんは１１級で何度も対局し、基本対局数１４局の星取表は現在７勝７敗になっています。
もしＢさんが次に勝つと、一番左の×が１つ消えて、一番右に○が１つ増えます。
そうなると８勝６敗となるので、１０級に昇級します。
もし負けると、一番左の×が１つ消えて一番右に×が１つ増えます。勝敗は７勝７敗のままです。
つまりＢさんが昇級するには、とりあえず×３つが消える３戦の間に１勝すれば良いのです。
もちろん３敗してしまってもまだ７勝７敗のままですから、降級基準の１０敗するまでは１１級での挑戦が続きます。
ちなみに最初に３連敗したことで、Ｂさんはもう２昇級はできなくなっています。

 

 

極端な例ですが、同じ１４戦７勝７敗の２人がいるとして

×××××××○○○○○○○・・・次勝てば昇級
○○○○○○○×××××××・・・最短で８連勝が必要

 

このように、勝敗は７勝７敗と５割に見えても、星取表の左側に○が多いか×が多いかによって、昇級のしやすさは雲泥の差になります。
最初にちょっと負けても気にせず、段々と勝ち星が増えるようがんばって対局しましょう。
また、もし連敗が続いたら、ちょっと打つのをやめて本を読む、詰碁をするなど訓練を積むのも作戦の１つです。

 

 

詰碁の森

 

野狐囲碁のレーティングルールは次回の項目で説明します。