【野狐囲碁】賭けシステムの変更点について
野狐囲碁の賭けのシステム
2月になって、
野狐囲碁の賭けのシステムが大幅に変わりました。
どうやら中国国内で、
ゲーム内の仮想通貨の健全化を図るよう通達があった模様です。
(リンク先は日本での仮想通貨のちょっとしたページです)
それによって、
既に執筆した一部の情報が変わってきていますが、
変更点はまだ流動的である可能性があるので、
ここに分かっている範囲でまとめたいと思います。
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1.ユーザー間でのコインの受け渡しができなくなった。
以前はユーザー情報の欄に
「Foxcoin贈呈」
というボタンがありましたが、現在はなくなっています。
中国国内でゲーム上のコインを
現金で売買する行為が増加しており、
それを禁止する目的があると思われます。
俗にいうRMT(リアルマネートレード)と言います。
日本でもよくオンラインゲームで一昔前で多く行われていたようです。
リアルマネートレード(RMT)とは、主にオンラインゲームなどの仮想世界にある物品を、現実の世界の金品を代価として取引をする事である。
法律用語ではないため定義は運営会社ごとの規約やその言葉を使う人それぞれによって異なるが、一般的には現金そのものだけではなく、現実世界における”見返り”全般との取引を含める事が多い。
例えばファミコンのRPG・ドラゴンクエストでは「ロトの剣」は1つしか手に入らないアイテムであるが、逆に言えば誰がやっても必ず1つは手に入るアイテムであり、また貴重品だったとしてもどうせ他のプレイヤーに譲渡したり出来るゲームではないため、それに価値が生まれる事は無い。
しかしMORPGやMMORPGでは他プレイヤーとの交流・取引が前提となっており、貴重品はそれだけで「他のプレイヤーに譲渡する」という価値を持つ。また、それを前提としている関係上、貴重品は全てのプレイヤーが1つずつ手に入れられるとは限らない。そのため、ゲーム内で貴重なアイテムを手に入れようとするプレイヤーは、出現確率0.01%以下のアイテムを求めてモンスターを万単位で倒し続けるなどのある種の苦行とも思えるプレイを続けたり、または他の貴重品や(ゲーム内の)現金を用意して既に所持しているプレイヤーとの交渉に四苦八苦するのであるが、いずれにせよ多大な苦労と多くの時間を要する。
そうなると、ゲーム内のプレイ時間に関係なく用意出来る取引材料――現実のお金を持ち出すプレイヤーが出てくる事になる。
他人からもらえなくなったので、
事実上コインは自分で増やすしかなくなりました。
これにより、
以前は包包コメントで溢れていた待合室のコメント欄が、
現在はとても落ち着いています。
今あるコインを大切に使いましょう。
2.「双数単数」がなくなり、
代わりに対局の勝者に賭けるイベントが始まった。
以前の「双数単数」は、
非常に運の要素の強いイベントでした。
しかし、新しく始まった「棋局欣赏」では、
対局の勝者に賭ける方式に変更されました。
これは日本語の「棋譜鑑賞」という意味です。
31手まで(対局開始から40秒間)に、
黒か白のどちらが勝つかに賭けます。
31手以降は早足で100手まで進み、
その後終局図へ飛んで、およそ1分強で終局します。
高段者の棋譜を無作為に抽出しているようで、
最後に出展も表示されます。
以前よりも、
より棋譜鑑賞の要素が強くなったと言えるでしょう。
なお、開催時間と回数は、
以前の「双数単数」とほとんど変わらない模様です。
3.賭け倍率の抑制がなくなり、
代わりに賭け金に手数料がかかるようになった。
以前は、両者が同額を賭けた対局の場合、
倍率がそれぞれ1.9倍前後に抑制されるようになっていましたが、
現在はその抑制がなくなり、
同額の場合はぴったり2.0倍がつくようになりました。
しかしその代わり、
賭け金に応じて手数料を取るシステムに変わった模様です。
現在把握できた手数料の一覧は以下の通りです。
注:
2月27日に変更されました。
まだ確定でない可能性もあります。
1000~100万コイン
1000~10万コイン・・・手数料無料
10万1000~20万コイン・・・3000コイン
20万1000~50万コイン・・・5000コイン
50万1000~100万コイン・・・1万コイン
100万1000~1000万コイン
100万1000~150万コイン・・・6万コイン
150万1000~200万コイン・・・8万コイン
200万1000~300万コイン・・・12万コイン
300万1000~400万コイン・・・16万コイン
400万1000~500万コイン・・・20万コイン
500万1000~600万コイン・・・24万コイン
600万1000~800万コイン・・・32万コイン
800万1000~1000万コイン・・・40万コイン
1000万1000~1億コイン
1000万1000~1500万コイン・・・60万コイン
1500万1000~2000万コイン・・・80万コイン
2000万1000~3000万コイン・・・120万コイン
3000万1000~4000万コイン・・・160万コイン
4000万1000~5000万コイン・・・200万コイン
5000万1000~6000万コイン・・・240万コイン
6000万1000~8000万コイン・・・320万コイン
8000万1000~1億コイン・・・400万コイン
1億1000以上
1億1000~1億2000万コイン・・・480万コイン
1億2000万1000~1億5000万コイン・・・600万コイン
1億5000万1000~2億コイン・・・800万コイン
2億1000~3億コイン・・・1200万コイン
3億1000~5億コイン・・・1600万コイン
5億1000~8億コイン・・・3200万コイン
8億1000~上限不明・・・4000万コイン
補足説明
10万まで無料、100万までは1~3%、
それ以降も大体4~6%の手数料で済む模様です。
損をしたくなければ、
この上限値ギリギリの金額で
賭けるようにすれば良いと思います。
なお、賭けは同一ゾーンに2回までできるので、
例えば200万を賭けると手数料は8万コインですが、
100万、100万と2回に分けて賭ければ、
手数料は合計2万コインで済みます。
上限を把握し、賢く賭けるようにしましょう。
なお、紅包は今まで通りでき、
1000コインを賭けるだけなので手数料はかかりません。
アイテムの加倍道具にも手数料はかかりません。
4.指導対局ができるようになった。
2月27日のアップデート版から、
指導対局を挑めるようになりました。
名前を右クリックして、「付費指導棋」を選択すると、
金額を選んで指導碁を申し込めるようです。
通常のコインを賭けた対局と違う点は、
双方が賭け金を出すのではなく、
お金を出す方が指導者へ、
一方的にコインを渡すシステムのようです。
勝敗に関係なく、
対局終了後に定額から5%を引いた額が指導者に渡ります。
ただし現状は最低額でも1000万コインが必要のようなので、
あまり実用的ではありません。
他にも、
野狐囲碁ソフトの二重起動ができなくなる変更点がありました。
これはコインに関係する変更ではないかもしれませんが・・・
元々、
日本ユーザーは有料アカウントや
加倍道具等を購入することができませんし、
そもそも仮想通貨の取引に関する規制は
野狐囲碁を日本で遊ぶ上では考えなくてよさそうです。
規制云々は仮想通貨の話ですし、
野狐囲碁とは大きく話題がそれるので
そのあたりは割愛します。
(どうしても知りたい人のみリンク先をご覧ください)
不正ユーザーやコイン商人等の取り締まりは、
主に中国人が対象でしょう。
ただし、
今後は不正には厳しく処罰するという方針のようですので、
必要以上にコインに執着せず、
対局を楽しむ方に重きを置いたほうが懸命なようです。